腎盂腎炎

腎盂腎炎について

どんな病気なの

尿を作っている腎臓に細菌が感染して起こる感染症です。突然の高熱(多くは38℃を超えます)と左右どちらかの背部の痛みが起こります。吐き気、嘔吐、悪寒を伴うこともあります。放置すると血液の中に細菌がどんどん侵入して全身に細菌がまわり、命にかかわることも決して珍しくはありません。

 

原因は?

多くは膀胱に細菌が侵入してその菌が腎臓にまで逆流することが原因です。腎臓で作られる尿は通常は膀胱に逆流することなく流れていきます。排尿時に膀胱には高い圧力がかかりますが、膀胱には腎臓に尿が逆流していかないように弁があって、排尿時にも逆流しない仕組みになっています。ところが、膀胱炎を放置すると一時的にこの逆流防止弁が働くなって最近の混じった尿が腎臓に逆流してしまうことがあります。また、生まれつきこの逆流防止弁が働いていない人もいて、そのような人は膀胱炎を起こすたびに腎盂腎炎を起こしてしまいます。ほかに、腎臓や尿管に結石があったり、排尿に問題があって膀胱の中の圧力が異常に高くなっても腎盂腎炎を起こします。

検査と治療は?

まずは尿に感染がないかを尿検査で調べます。また、腎臓から尿がスムーズに流れているか、膀胱に結石や腫瘍がないか、腎臓の周りに膿がたまっていないか、などを超音波検査で調べます。結石が疑われるときは腹部レントゲン検査で確認します。もちろん、高熱が出ているときには血液検査も実施します。CT検査も時には必要です。腎盂腎炎は症状が重くなると命にかかわります。重症の時には入院治療が必要となるときもあります。腎臓からの尿の流れが悪いことが原因の場合には、尿管ステントというカテーテルを入れたり腎ろうという管を腎臓に入れることもあります。繰り返す人は膀胱からの逆流がないかをレントゲンで確認して、手術で治療することもあります。放置すると腎臓が徐々に悪くなって血液透析が必要になることもありますので、しっかりと泌尿器科で診察を受ける必要があります。

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