医療コラム

2017.06.22更新

A2.水の音を聞いたり冷たい水に触れたとき急にトイレに行きたくなったり、就寝中に何度もトイレに目が覚めるようであれば、過活動膀胱が疑われます。膀胱が過敏になっている状態です。
以下の質問票(過活動膀胱症状質問票OABSS)の質問3が2点以上、かつ、合計が3点以上で過活動膀胱の疑いと診断されます。

(質問表挿入)
合計点数が3~5点で軽症、6~11点で中等症、12点以上で重症といわれます。

・過活動膀胱の原因
過活動膀胱は、膀胱が知覚過敏を起こしている状態をいいます。神経が問題だったり、骨盤の筋肉が弱くなることが原因だったり、あとは、季節の変わり目とかストレスだったりとか、我慢しすぎた後遺症だったり、さまざまです。

・過活動膀胱の検査
まずは、膀胱炎と間違えないようにしないといけません。膀胱炎でも似た症状が出ますから。尿検査を行なって、膀胱炎がないことを確認します。それから、超音波検査などで膀胱に結石や腫瘍がないことを確認しておきます。たまに、尿管結石が膀胱付近まで落ちてきて似た症状が出ることがあります。あとは、残尿の有無を確認する必要があります。これは、最近では超音波を使って簡単にチェックできます。
また、1日の排尿回数と排尿量をチェックすることも診断に有用です(排尿日誌)。ときどき、必要以上に水分を取っていらっしゃる方がいます。排尿日誌で膀胱の過敏なのか水分の取りすぎなのかが判断できます。

・過活動膀胱の治療は
年だからとあきらめてはいけません。必ずよくなります。最近はいくつもの薬が使えるようになっていますので、症状と体質に合った薬を主治医の先生と一緒に探していきましょう。
また、軽度の場合には、排尿を我慢する練習をするのも効果的です。排尿日誌をつけるだけで治ってしまう方もいます。ともかく、重大な病気が隠されていないかを確認したら、あとは焦らずに治していきましょう。

投稿者: 馬車道さくらクリニック

ご相談はお気軽に

泌尿器、皮膚科、内科のことでお悩みでしたら、横浜市にある馬車道さくらクリニックまで、
まずはお気軽にお問い合わせください。

お気軽にお問い合わせ下さい TEL:045-201-9510
contact_tel_sp.png
医療コラム いきいき健康相談会